こんばんわ。
ようやく酷暑の3日間が終わろうとしている関東です。
もう38度越えは毎年恒例となっておりますが体はきついですね。
電気代もきついです。
さて、中古住宅の売買のあとに、内見時気が付かなかった、聞いていないなどというクレームが来る場合があります。
最近では瑕疵保険に不動産屋が事前に加入、保険をかければ、一般の売主、買主でも適用されますが、不動産業者からすると2点デメリットがありなかなか買取業者以外に普及していないように思えます。
当社も、売買仲介がメインで、決済後のクレームを恐れて加入を前向きに検討しましたが断念しました。
理由1
金額が妥当?になってきた中古住宅は
買付がスピード重視になります。
現金一括払いが他社ででてきたら、おそらく一番手でも住宅ローン利用者には購入権は消滅してしまいます。
理由2
保険を掛けるにあたり、保険契約までの期間が1か月必要。
なにがいいたいかというと、通常中古住宅を購入したいと申し込みをいただいてから、
住宅ローンの事前承認期間を7日とみて、申し込みから8日目に契約が通常だとおもいます。
ただこの瑕疵保険は、契約までに加入が必須になります。
瑕疵保険加入するには、最低1か月の審査期間があり、買主が購入したいと申し出ても、8日目付近には、売買契約をしていただくのが常。
これ以上長くは、売主はもとより買主の購入意欲が弱まりキャンセルになりかねないので
買主側の仲介業者は、瑕疵保険の承認がでるまで待たないのが実情です。
日が経つと人間の気持ちは良し悪しありますが心変わりします。
このタイムラグが短くならないと
瑕疵保険の加入数は、特に仲介会社には浸透しないんやないかなと、個人的に思います。